【完全保存版】ライスワークからライフワークへ──「好き」を超えて「使命」に出会う働き方とは?

  • URLをコピーしました!
目次

あなたは“働く理由”を、説明できますか?

毎朝、満員電車に揺られて会社へ向かい、机に向かって与えられた仕事をこなす日々。
ふと、こんな思いがよぎったことはないでしょうか?

「この仕事、誰のためになっているんだろう?」
「本当はもっと別のことがしたかったんじゃないか?」
「“好きなことを仕事に”ってよく聞くけど、どうやって?」

それでも生活は続きます。
家族を養うために、社会の一員として、義務感や責任感で毎日働き続けている人も多いでしょう。
そんな中で耳にする「ライフワーク」という言葉。──でも、それって一部の才能ある人や、特別な人だけの話じゃないの?と思う人が大半だと思います。

でも、実はそんなことはありません。

この記事では「ライスワーク」「ライクワーク」「ライフワーク」という3つの働き方の違いを整理したうえで、どうやって“ただの仕事”から“人生をかけたい仕事”へと進んでいくのかを、著名人の実例や具体的な5ステップに沿って紹介します。


3つのワーク:ライス・ライク・ライフの違いとは?

ここで紹介したいのが、「ライスワーク・ライクワーク・ライフワーク」という3つの働き方のフェーズです。
これらは、それぞれが明確に分かれているというよりも、キャリアや人生のステージに応じて行き来するものです。違いを知ることで、いま自分がどこに立っていて、どこに向かおうとしているのかが見えてきます。

ライスワーク(Rice Work):生きるための仕事

  • 生活費を稼ぐために必要な仕事
  • 自分の「やりたいこと」とは一致していない場合が多い
  • 選択の主軸が「安定」「収入」であることが多い

例:生活のために選んだ仕事。やりがいよりも、安定性や給与を重視して続けている状態

ライクワーク(Like Work):好きな仕事

  • 興味や得意なことを活かせる仕事
  • やりがいや楽しさを感じられる反面、「これが使命か?」という疑問が残ることも
  • 好きを続けることの難しさ(収入・継続性)にぶつかることもある

例:好きなことを仕事にしたが、思ったよりも自由ではなく、継続に不安を抱えるような状況。

ライフワーク(Life Work):生きがいの仕事

  • 自分の価値観や原体験と深くつながっている仕事
  • 人生をかけてもやりたいと思えるテーマ
  • やがて他者の共感や支援を集め、影響力や報酬にもつながる

例:たとえお金にならなくてもやりたいこと。結果的に多くの人の支持を集め、社会的意義を持つ。


有名人のライフワーク実例:どうやってたどり着いたのか?

「ライフワーク」と聞くと、どこか遠い世界の話に思えるかもしれません。
ですが、実際にはテレビや本で目にするような著名人たちもまた、迷いや葛藤のなかから自分だけのライフワークを見つけていきました。

本章では、ライスワークやライクワークの段階を経て、自らの原体験や問いと向き合いながら「人生をかけて取り組みたいこと」にたどり着いた3人の実例をご紹介します。

有名人のライフワーク実例:なぜ彼らはその道を選んだのか?

相川七瀬さん(歌手・大学院生・3児の母)

ライフワーク:​日本の伝統文化の継承と神道研究​

背景

相川さんは、20代で「夢見る少女じゃいられない」の大ヒットにより、一躍スターダムにのし上がりました。
​しかし、家庭を持ち、母親としての時間を過ごす中で、「命を受け継ぐこと」「文化を受け継ぐこと」について深く考えるようになりました。​
子どもとともに地域の神事に参加した体験が転機となり、「これは守り伝えるべき大切なものでは?」という直感に突き動かされました。
​単なる趣味ではなく、自ら学び直して文化の意味を理解しようと決意し、43歳から受験勉強を開始。
​2020年、45歳で國學院大學神道文化学部に入学し、2024年3月に卒業。
​同年4月からは同大学院に進学し、祭事や神事についての学びを深めています。

ソース:双葉社 THE CHANGE+1文春オンライン+1美ST ONLINE | 一生元気に!美しく輝く大人の美容メディア

ライフワークへのステップ
  1. 地域の神事への参加を通じて伝統文化への関心が高まる。​
  2. 高等学校卒業程度認定試験に合格し、大学受験を決意。​note(ノート)+1文春オンライン+1
  3. 國學院大學神道文化学部に入学し、神道や日本文化について学ぶ。​note(ノート)
  4. 卒業後、同大学院に進学し、さらに研究を深める。​
ポイント

母親としての経験が、命や文化の継承への関心を高め、学び直しを通じてライフワークへと昇華させた。​


西村佳哲(プランニング・ディレクター/働き方研究家)

ライフワーク:​「働き方」を問い直し、仕事を“つくる”支援​

背景

西村さんは、武蔵野美術大学を卒業後、大手建設会社の設計部でインテリアデザインとプランニングに携わっていました。​
しかし、組織の中での働き方に違和感を覚え、「自分の仕事とは何か?」という問いが芽生えます。​
1994年、30歳で独立し、デザインオフィスリビングワールドを設立。​
「つくる仕事」「書く仕事」「教える仕事」の3つの領域で活動を展開し、働き方そのものを探求するようになります。​2003年には著書自分の仕事をつくるを出版し、多くの人々に影響を与えました。​

参考
ライフワークへのステップ
  1. 大手建設会社での勤務を通じて、組織内での働き方に疑問を抱く。​
  2. 独立し、リビングワールドを設立。​
  3. デザイン、執筆、教育活動を通じて、「働き方」を探求し続ける。​

ポイント:自身の違和感を原動力に、働き方そのものを問い直し、多角的なアプローチでライフワークを築いた。​


鎌田實(医師・作家)

ライフワーク:​地域医療と国際医療支援​

背景

鎌田さんは、医師としてのキャリアをスタートさせた後、長野県の無医村である諏訪中央病院に赴任しました。​
そこで医療が行き届かない地域の現実を目の当たりにし、「病気を診るのではなく、人を診る」医療の重要性を痛感します。
​その後、イラクやチェルノブイリなど、国際的な医療支援にも積極的に関わり、医療を通じた人道的支援をライフワークとしています。​

ライフワークへのステップ
  1. 長野県の地域医療に従事し、医療の現場での課題を実感。​
  2. 「人を診る」医療の実践を通じて、地域医療のモデルを構築。​
  3. 国際的な医療支援活動を展開し、医療を通じた人道支援を推進。​
ポイント

地域医療の現場での経験が、人間中心の医療への転換点となり、国内外での医療支援活動へと発展した。​
これらの事例から、ライフワークは自身の経験や内なる問いから生まれ、それを深め、社会に還元することで確立されていくことがわかります。

ライフワークは、内なる問いから始まる

彼ら3人に共通するのは、与えられたキャリアの道を疑い、自らの経験や感情、そして「なぜ?」という問いと真摯に向き合ったことです。
その問いをきっかけに、学び、行動し、発信を続けた結果、「人生をかけて取り組むに値するテーマ=ライフワーク」が自然と形を帯びていきました。

ライフワークは、生まれながらにして決まっているものではなく、気づきと実践の積み重ねの先に見つかるものです。
そして、それはどんな人にも訪れる可能性があります。
自分の原体験や違和感に、まずは耳を傾けてみることから始めてみてください。


あわせて読みたい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次